📅  2021-11-06

フィヨルドブートキャンプを卒業しました

🔖general

プログラミングスクールのフィヨルドブートキャンプを卒業しました。

他業種から未経験でプログラミングを学ぶことになったんですが、その経緯や入会して卒業するまでのことについて一区切りついた今書き残しておこうと思います。

🌵卒業までにかかった時間

入会して卒業するまでの期間としてはちょうど10ヶ月ぐらいでした。記録に残っている時間だと約1300時間です。

学んだことなどをまとめたり、学習時間を記入する日報を学習した日は書くようになっているんですが、きっちり書いていない時期などもあったのでプラス100〜200時間ぐらいはありそうです。

一般的に卒業までにかかる時間は大体1000時間前後みたいです。経験者の方もいるんですが、自分の場合は前職をやめる直前にProgateで勉強始めて、一週間ほどして入会したのでほぼ未経験の状態で入会しました。

別に早けりゃいいってものではないですが、少し時間がかかった方だと思います。

🌵プログラミング学習を始めたきっかけ

プログラミングとは特に縁がなかったんですが学習を始めたきっかけは結構たまたまだったと思います。

まず前職のときの話になるんですが、数年付き合いがある知人の元で働いていました。働くまではプライベートで遊ぶような関係だったんですが、働き始めるとほぼ毎日のようにパワハラを受けるようになりました。他にも怒号が飛び交ったり、他人を貶して笑いをとったりが当たり前の環境だったのでだんだん「人がキライ、関わりたくない」と思うようになり職場の人とほとんど会話しなくなりました。

(それなりにしんどかったですが、筋トレやっていたおかげかうつになったりはしなかったですね。やはり筋トレは全てを解決する)

毎日何か別の仕事したいな〜と考えていて、以下の結論に至りました。

発想が幼稚で安易なことから少し精神やられていたことがよくわかりますね。

それからProgate始めてみたんですが、どうも片手間ではプログラミングスキルは身につかないことに気づいてちゃんと学ぼうかなと思いスクールを探したりしてました。そのタイミングでたまたま連絡をとった知人に紹介してもらいフィヨルドブートキャンプに入会することにしました。

🌵入会後

そんなこんなで入ったフィヨルドブートキャンプはカリキュラムの量が多く、なんか色んなことやるんだなという感じでした。恥ずかしい話なんですが「プログラミングで稼げるようになりたい」という漠然とした考えしかなかったので、ここで勉強したら何ができるようになるか、就職したらどんな仕事をするのかを全く把握していなかったです。そんな状態でしたがやることはたくさんあったのでひたすら勉強して数ヶ月した頃に「ああ、Webプログラマーってこういうことをやっていくのか」とやっと気づきました。

ブートキャンプアプリの日報やDiscordなどコミュニケーションを取る手段ははいくかあるんですが、趣味の話をしたり、みんなで励まし合ったり、質問も受講生が積極的に答えたりしていて雰囲気がとても良いなと思いました。自分が少し前までいた環境とのギャップがすごいこともあって、こんな優しい世界があるんだと知って感動してました。

他にも受講生がLT会や輪読会を開催したりしていて、与えられた課題以外にも自分たちで工夫して学びの場を積極的に作ろうとする文化もあってすごくいいと思います。コミュニケーションを取るきっかけにもなるし、それによってまた新しい文化が生まれたりするので常にコミュニティとして進化してる感じはありますね。

平日毎日オンラインで音声チャット行われていて、たまたまカリキュラム後半の受講生の方が画面共有をしながらメンターの方に質問していているところを見て「全然意味がわからん。ここまで成長できるような気がしない。それともこの人がたまたま優秀なんかな?」とか思ったり、

Rubyのプラクティスが終わった頃にブートキャンプのソースコードを見てみても「なるほどー!めっちゃ継承してるなー!(そっ閉じ)」みたいな状態だったのでカリキュラムの進捗は順調だったものの「就職して業務で通用するようになれるのかな?」という不安は常にあったと思います。

🌵カリキュラム終盤

イベントや交流の機会は多くありますが、みんながみんな積極的にコミュニケーションを取ったりイベントに参加するわけでもなくて自分も途中まではひたすら一人で学習進めるタイプでした。

カリキュラムの最後にブートキャンプアプリをスクラム開発するのと自作サービスを作るという2つの大きなプラクティスがあります。その2つは今まで学んできたことの総復習をやるような内容なんですが、自分は今まで学んできたことをしっかり理解できている自信がなかったのでこのタイミングでもう少し勉強したほうが良いかなと思いました。

それから輪読会やモブプロ、外部コミュニティなど色んなイベントに参加するようになり少し遠回りをしながら進めていました。もちろんカリキュラムとは別のことに費やす時間が増えたので進捗は悪くなってしまいましたが、あやふやだった知識などの深堀りができたり、他の受講生と交流することがかなり増えました。人と知見を共有できたり、学習以外のプライベートなことまで雑談できるようになって素直に楽しいと思える時間が増えてよかったです。かなり詰まってしまって辛い時期が何回かあったんですが、気軽に人に話したりしていたらもっと楽な気持ちになれたのかなと思います。

やはり積極的にイベントなど参加している人の方のが圧倒的に卒業や就職にまでたどりつく割合が大きいみたいです。割と終盤からでしたがコミュニティを活用することができてよかったです。

開発と自作サービスをやる前は「このまま卒業して大丈夫なんかな〜?」という状態でしたが、この2つをやりきってかなり成長できたかなと感じています。受講生で同じような不安を感じている方もいると思いますが、おそらく卒業後にはその不安も無くなっているでしょう。

🌵プラスでやってよかったこと

用意されたカリキュラムとは別でプラスアルファで自分なりにいくつかやっていたことがあります。

💪タイピング練習

これは定番中の定番だと思いますがやってよかったと思います。タッチタイピングができない状態でしたが毎日やることでかなり速くタイピングできるようになりました。毎朝タイピング練習を5〜10分程度やってから学習を始めるようにしていたので、結果的に学習モードに切り替えるスイッチの役割にもなってたと思います。最初は寿司打とか日本語の練習ばかりやっていましたが、英語でコードを書くスピードも上げるため両方やるようにしました。

💪英語学習

これもやっている人は多いかも知れませんがやってよかったです。ドキュメントやエラーメッセージはほぼほぼ英語なのでその都度翻訳にかけるよりも自力で読めるようになったら効率いいかなーと思い勉強するようになりました。

英語は得意ではなかったのでとりあえず参考書を買って文法の勉強をしました。

一億人の英文法-――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

あとはよく見る英単語をAnkiに登録して何回も復習して覚えたりしてました。とくにエラーメッセージによく出てくる英単語は優先して覚えるようにしてました。このおかげで最初は大量のエラーが吐かれたら戸惑うばかりでしたが、割と早い段階で「ヒントいっぱい書いてるやん、ありがてえ…」と思える様になったと思います。

🌵よかったこと

🌵よくないこと

特に無いですかね。ただもっと本気で力をつけてプラグラマーになりたいと思っている人に届いて欲しいと思います。無闇に広告を打っていないところが良いところでもあるので難しいところですが、もう少し全く知識や経験が無い人でも知る機会が増えたらいいですね。

🌵最後に

プログラミング学習始めるのもフィヨルドブートキャンプに入ったのも偶然だったんですが、今では本当にラッキーだったなと思うし、いい道に進めたなと思います。

「人は若いころ足ぶみをしたり遠まわりをするのだが結局は自分の"向かうべき道を歩んでいくものだ"」と誰かが言ってましたが実はこれが自分の歩むべき道だったのかもしれません。

全く知識が無く putsechoconsole.log も知らない状態でスタートしましたが、自作サービスのデプロイまでできるようになったので「現場の即戦力になれるプログラミングスクール」 の謳い文句は伊達じゃないなと思います。

勉強する量が多く大変なので合う人合わない人がいると思いますが、力をつけたい人やコミュニティとはどんなものなのか知りたい人にはとてもオススメです。

3日間のお試し期間もあるので興味ある方はとりあえずどんな感じなのか体験してみるのもよさそうです。

フィヨルドブートキャンプのみなさんのおかげで卒業までたどり着き、ここまで成長することができました。本当にありがとうございました。

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